若い人の間では自然回帰の動きが活発で、都会を離れ、田舎で自然に
囲まれた環境で農業や漁業、果物の栽培などを新たに始める人が目立つ
ようになりました。
■ 農業や漁業に関連した代表的な職種一覧
○ 酪農家
乳牛を飼養して、牛乳やチーズなどの乳製品の原料となる生乳を生産して、
搾乳するのが酪農家のおもな仕事になります。
朝は早く、休みもほとんどありませんが、毎日搾乳することで、安定した収入
が得られ、高額所得者も数多くいるといいます。
○ 稲作農家
日本人の主食である米作りを行うのが稲作農家です。作業の機械化が進み
かつてのように米作りが重労働ということはなくなりました。
秋の収穫が終わると次の田植えまで、暇になるため同じ田畑を使って別の
穀物や花を育てたり、都会へ出てタクシー運転手をやるなど兼業を行う農家
も比較的多いようです。
○ 花き栽培者
バラやチューリップなど主に鑑賞用や装飾用の花を栽培するのが花き栽培者
の仕事になります。
きれいな花を作るために時間と手間がかかる割には設備費などに割り引かれ
生計を立てるだけの利益がでないことが多く、稲作農家が兼業として花き栽培
を行うケースも多いようです。
○ 養蜂家
ミツバチを使い、蜂蜜をとるのが養蜂家の仕事でローヤルゼリーなどは健康
食品として高値で取引されています。
季節ごとに場所を変える移動養蜂と一ヶ所で行う定置養蜂がありますが、
養蜂家の高齢化が進み移動養蜂をおこなう養蜂家が減ってきています。
○ 漁師
漁業で生計を立てているのが漁師です。漁業は遠出する期間や距離により
遠洋漁業、沖合漁業、沿岸漁業と分けられますが一般的に漁師というと
沿岸漁業を行う漁師を指します。
○ 競走馬の生産と育成
競走馬としてのサラブレットを生産して、レースに出馬できるよう厩舎に引き
取られるまでのあいだ訓練を施します。
馬を見に来た馬主と直接取引きをしたり、セールに馬を出し高値で落札して
もらえるように馬の世話と管理をするのがメインの仕事になります。
=総評=
農業にしろ漁業にしろ牧場にしろ一からはじめるにはあまりに設備投資にお金
がかかるためそのほどんどが親から引き継ぐというかたちで就業します。
また、後継者不足が深刻になっていることも農業や漁業関連の職種の問題点
としてあげられます。