難解で複雑な法律の知識を使い、法律にのっとった公正な社会作りに貢献
するのがこの分野の職種の特徴です。
■ 法律に関連した主な職種
○ 弁護士
一般人には複雑でわかりにくい法律の知識を武器に依頼者の代理人として
法廷に立つほか、法律相談や法律文書の作成を行うのが弁護士の仕事です。
○ 検察官
警察が捜査した犯罪や事件をさらに調査し、被疑者を起訴をして裁判で処分を
決めるか、不起訴とするかを判断するのが検察官の仕事です。
司法試験合格者のなかでも検察官になるのは1割程度と少ないのが問題です。
○ 裁判官
裁判所などの法廷において刑事、民事などの事件を裁判で審理して、被告と
原告両者の主張を踏まえたうえで法律に基づいて判決を下すのが裁判官の
仕事になります。
裁判官の仕事は公平性を厳しく保つため、外部のどんな圧力にも干渉を受けず、
独立してその職権を行うことを必要とされます。
○ 行政書士
個人や企業が警察署など官公署に提出する必要がある各種書類の作成代行
や提出手続きの代行が行政書士の主な仕事です。
行政書士が携わることができる法令に関係した書類の数は3000種類とも
いわれるためほとんどの行政書士はそのなかで専門分野をつくりそこに特化
して仕事をすることが多いようです。
○ 司法書士
個人や企業が法務局や裁判所に提出しなければならない書類を代行作成し
手続きまで行うのが司法書士の仕事です。
仕事のメインは土地や建物を売買する時に必要な不動産登記の手続きです。
○ 社会保険労務士
社会保険労務士主に中小企業からの依頼を受け、社会保険料の計算や法律
で定められている各種書類の作成、労務に関する相談に応じます。
企業の労務についての手続きを事業主に代わって行うのがおもな仕事です。
○ 弁理士
個人や企業の開発したものに対して特許が取れるように発明説明書を特許庁
に提出代行するのが弁理士の役目です。
発明を理解して権限をもった強い特許を取得するためにも科学技術の分野に
ついて専門知識がなくてはならず理系大学の出身者が多いのが特徴です。
=総評=
難解な法律を使いこなすということで、相当に難しい資格試験を突破することが
この分野の職種に就業する場合に必要になってきます。
弁護士・検察官・裁判官になるために受けなければならない司法試験は合格
率が3%と国内最難関の資格試験でもあります。