ビル・マンション・一般住宅をはじめ建造物を立てるには土木や建築に関する
高度な知識や技術そして長い建築の歴史で蓄積されたノウハウが必要です。
■ 建築に関係する職種
○ 大工
木造建築物の設計から施工を行うのが大工の仕事です。鉄筋コンクリートの
構造物が増えてきましたが、まだまだ建築業界では欠かせない存在です。
大工の仕事は雨の日は休みというのが定番で給料も日給というところもあります。
○ 建築家
建築家は、設計分野を主に担当する建築設計技術者と設計図を基に建物を
建造していく施工分野を担当する建築設計家に分かれます。
日本では「建築家」とは職業が定義されておらず、1級建築士免許の所有者
をそのまま建築家というように捉えることが多いです。
○ インテリアコーディネーター
建物のインテリアに対して企画・アドバイスを行い、デザインと機能に優れた
インテリアを提案するのがインテリアコーディネーターです。
女性の進出が目立つ職業でもあり、空間をデザインするセンスが問われます。
○ 測量士
住宅やビルなどの構造物を建築する際に現場付近の地形と建築予定の構造物
の位置関係を正確に把握するために測量を行うのが測量士の仕事です。
測量士の割り出した数値は建築工事に欠かせない基礎データとなります。
○ 土木技術者
鉄道やダム、橋、下水道など規模の大きな建設において設計や調査、工事の
指揮監督を行うのが土木技術者の仕事です。
工事の規模が大きいため設計と施工管理分野にわかれて分業で仕事をします。
○ 左官
コテを使って建物の壁を仕上げていくのが左官の仕事です。左官工事を行う
ことで建物の耐久性と快適性、装飾的効果もあります。
コテで特殊な土やモルタルを塗るという行為にも芸術的センスが問われます。
○ 鳶
建築作業現場において、高所の工事に必要な足場を鉄骨を積み上げていく
のが鳶の仕事になります。
鳶が足場を作らなければ工事はできず、また危険な業務ということで他の職種
に比べても比較的高給なのが鳶の特徴でしょう。
=総評=
昔は設計から施工まで、一括して行っていましたが、建築が専門化、高度化
してきたこともあり、現在のように分野ごとに細分化されてきました。
プロデューサー的な職業よりスペシャリスト的な職業がいくつも集まり、チーム
になって仕事を進めていくのが今の建築の仕事の進め方です。